
これは、FXで300万円という大金を溶かしてしまった、私の失敗体験です。「またFXの負け話か」と思われるかもしれませんが、今回あなたにお話しするのは少し違います。私がなぜ12年間も負け続けたのか、その本当の理由を教えてくれたのは、なんと香港映画の大スターだったのです。
最初は「そんなバカな」と思いました。でも、その映画を見た瞬間、私のFXに対する考え方が根本から変わりました。そして今では、安定して利益を出せるようになったのです。
夢を見すぎた46歳の私
私がFXを始めたのは46歳のときでした。それまでの人生は、まさに波乱万丈。ネットビジネスで1500万円を失い自己破産、10回以上の転職、心臓病、マイホーム失い、現在は妻と公営住宅暮らし。人生のどん底にいた私にとって、職場の同僚の「簡単に稼げるよ」という言葉は、まさに救いの光でした。
インターネットで調べると「主婦でも月100万円」「サラリーマンが副業で年収2000万円」といった景気の良い話ばかり。「これなら老後はハワイでヤシの実割って暮らせるな」と妄想全開、気分はもう南国の王様でした。
最初の1ヶ月は運良く勝てたんです。30万円の軍資金が35万円になり、次の月には42万円になりました。「やっぱり自分には才能があるのかも」なんて調子に乗って、ハワイアンシャツを3着ポチり、冷蔵庫にはココナッツウォーター常備の完全勝利モードでした。妻にも「FXで老後資金を作る」と豪語していたほどです。
ところが、3ヶ月目から状況は一変しました。それまでの利益なんてあっという間に吹き飛んで、気づけば元本割れ。慌てて「損失を取り戻そう」と思って大きな金額でエントリーしたら、さらに大きく負けてしまいました。50万円、100万円、200万円…気づけば300万円が煮えたぎるおでんの中に消失。貯金通帳を見るたびに胃がキリキリ、まるで健康診断で「要再検査」の烙印を押された気分でした。
妻には内緒でしたが、さすがに隠しきれなくなって打ち明けたときの妻の顔は、今でも忘れられません。「頼むからもうやめて!」と言われたとき、私は心の底から自分を恥じました。ハワイアンシャツが押し入れで泣いているような気がしました。
同僚の田中さんとの運命的な出会い
そんなとき、職場の先輩である田中さんに愚痴をこぼしたんです。田中さんは50代前半のベテラン社員で、いつも冷静で物事を客観的に見る人でした。
「田中さん、私って本当にダメですね。FXで300万円も負けちゃって…」
すると田中さんは意外な表情を見せました。
「えっ、君もFXやってるの?実は私も昔からやってるよ」
私は驚きました。田中さんがFXをやっているなんて、まったく知りませんでした。
「今は安定して利益を出せてるよ。君の話を聞いてると、昔の私とそっくりだな」
「どうやって変わったんですか?」
「実はね、ジャッキー・チェンの映画を見て気づいたんだ」
「はぁ?ジャッキー・チェンですか?」
私は思わず聞き返しました。FXとジャッキー・チェン、どう考えても結びつきません。
「『少林寺木人拳』って映画知ってる?その映画でジャッキーが師匠から教わる言葉があるんだ。『攻撃と同時に反撃に備えろ』ってね」
田中さんは真剣な表情で続けました。
「戦いでは、こちらが優位に戦っていても、いつ反撃があるかわからない。だから常にカウンター攻撃を意識しておかなければならない。これって、FXにも当てはまると思わないか?」
確かにその通りでした。私たちは普段の生活では無意識にリスクに備えているのに、なぜかFXになると「勝つこと」しか考えなくなってしまう。
「でも田中さん、私だって損切りラインは設定してますよ」
「本当に?じゃあ、そのライン通りに損切りしてる?」
私は言葉に詰まりました。確かに損切りラインは設定していましたが、いざその価格に近づくと「もう少し待てば戻るかも」と思って、ラインを変更してしまうことがよくありました。
自分の負けパターンを徹底分析
その日の夜、私は自分の過去のトレードを振り返ってみました。田中さんの言葉が頭から離れませんでした。
エクセルにデータを入力して分析してみると、自分でも驚くような傾向が見えてきました。利益が出ているときは「せっかくの利益がなくなったら嫌だ」という気持ちで、いつも早めに利確していました。一方、損失が出ているときは「もう少し待てば戻るはず」と期待して、損失をどんどん大きくしていました。
これって、好きな人への告白と完全に同じでした。脈ありそうだと「振られるの怖い」で答え急かし、反応悪いと「まだチャンスあるかも」で現実逃避。恋愛もFXも私はヘタクソの殿堂入り選手だったのです。
もう一つ気づいたのは、移動平均線を使った手法ばかりにこだわっていたことです。レンジ相場でも急激な変動相場でも、お構いなしに同じ手法を使っていました。そして最も問題だったのは、感情のジェットコースターでした。
「プロスペクト理論」という人間の本性
翌日、田中さんに自分の分析結果を報告しました。
「なるほど、よく分析できてるじゃないか。実は、君が発見したパターンは多くのトレーダーが陥る罠なんだ。これは『プロスペクト理論』って呼ばれる心理学の理論でも説明されている。人間は利益が出ているときはリスクを避けたがり、損失が出ているときはリスクを取りたがる傾向があるんだ」
田中さんは続けました。
「これはスマホゲームのガチャやパチンコと同じ心理構造なんだよ。レアキャラが出そうになると『もう少し回せば出るかも』と思って課金し続ける。でも、お目当てのキャラが出ると『せっかく出たから大切に使おう』と思って、すぐに別のガチャは回さない」
まさにその通りでした。私は損失を取り戻そうとして、まるでパチンコ依存症のような状態になっていたのです。
「でも、対策はあるよ。レストランに行くときのことを考えてみて。お腹が空いてからメニューを見ると、ついつい高いものを頼んでしまうよね。でも、家でメニューを調べてから行けば、予算内で冷静に選べる」
「FXも同じなんだ。エントリー前に必ず利確ポイントと損切りポイントを決めておく。そして、一度決めたルールは絶対に変更しない」
映画が教えてくれた本当の強さ
その夜、私は田中さんに教えてもらったジャッキー・チェンの映画を何本か観てみました。確かに、どの映画でも主人公は最初から強いわけではありません。何度も失敗を重ねて、それでも工夫を重ねて、最後に勝利を掴むのです。
特に印象的だったのは「笑拳」の中の師匠のセリフでした。
「生き残ってさえいれば、仇討ちのチャンスはある」
主人公が仇を討ちに向かおうとするのを、師匠は「今は生きることを考えろ」と説得するのです。これこそが、FXの本質なのかもしれません。
一発逆転を狙って大きく負けるより、小さく負けて生き残る。そうすれば、いつかチャンスが来たときに掴むことができるのです。
田中さんが教えてくれたのは、FXの本質は「上手に勝つ技術」ではなく「上手に負ける技術」だということでした。相場は誰にも予測できません。でも、損失の大きさは自分でコントロールできます。感情に振り回されることも、自分の意識次第でコントロールできるのです。
「自分でコントロールできることに集中する」
これが私のFXを根本から変えてくれたキーワードでした。
田中式「上手に負ける技術」5つの奥義
そして田中さんは、私に5つの具体的な実践技術を教えてくれることになりました。その方法を半年間実践した結果、私のトレード成績は劇的に変わったのです。月単位で負けることがほとんどなくなり、安定して月10万円から15万円の利益を出せるようになりました。
第一の奥義:「蛇意八歩」の逃げる技術
「まず最初に覚えてほしいのは、『上手に逃げる技術』だ」
田中さんからの言葉で、私は正直「逃げる?」と思いました。FXといえば「いかに勝つか」だと思っていたからです。
「ジャッキー・チェンの『少林寺木人拳』で、主人公は尼僧から『蛇意八歩』という逃げる技を学ぶんだ。敵が攻撃してきても、逃げ足が早ければ戦わなくて済む。戦わなければ、致命傷を負うこともない」
田中さんが教えてくれた最初のルールは、とてもシンプルでした。
「口座資金の2%以上は絶対に失わない。これが私の鉄則だ」
たとえば、50万円の資金があるとしたら、50万円の2%は1万円です。つまりこの場合、1回の取引で1万円以上は絶対に失ってはいけません。これは家計管理と同じ考え方です。
実際に計算してみると、確かに理にかなっていました。私がUSD/JPYを150.00円でロングエントリーする場合、損切りを149.00円に設定すると100pipsの損失になります。

これ以上大きなロットでエントリーしてはいけないということです。
「最初は計算が面倒に感じるかもしれないけど、慣れれば30秒でできるようになる。この計算をしないでエントリーするのは、地図を見ないで知らない町を歩くようなものだよ」
第二の奥義:24時間ルールの威力
田中さんが教えてくれた2つ目のルールは、意外なものでした。
「エントリーから24時間以内に含み益にならなければ、理由に関係なく損切りする」
「え?含み損じゃなくて含み益ですか?」
「そう。24時間待って含み益にならないということは、エントリーのタイミングが悪かったということ。相場の方向性は合っていても、入るタイミングが早すぎたり遅すぎたりしたんだ」
田中さんは恋愛に例えて説明してくれました。
「あなたが好きな子に告白したとしよう。24時間経っても返事がなかったら、どう思う?」
「うーん…脈がないのかなって思います」
「だよね。『もう少し待てば返事が来るかも』って期待し続けるのは、時間の無駄だし精神的にもよくない。FXも同じなんだ」
好きな子に告白して24時間既読スルーなら脈なし確定。「既読スルー相場」とは即座に縁切りです。実際に私がこのルールを使ってみると、不思議なことに勝率が上がりました。
第三の奥義:感情リセットの重要性
3つ目のルールは、私にとって最も衝撃的でした。
「イライラしたり、不安になったり、興奮したりしたら、その瞬間に全ポジションを決済する」
「損失が出ているかどうかは関係ないんですか?」
「まったく関係ない。感情的になっているときの判断は、ほぼ間違いなく悪い結果を招く」
田中さんは自分の苦い体験を話してくれました。
「私も昔、大きく負けた直後にカッとなって、すぐに倍のロットでエントリーしたことがある。『絶対に取り返してやる』って燃えていた。結果は惨敗。その日だけで、それまで2ヶ月かけて積み上げた利益をすべて失った」
「冷静さを失った時点で、その日のトレードは終了にするべきだった。『喧嘩中は重要な決断をしない』って人間関係の鉄則があるよね。FXも全く同じなんだ」
私はFX界の暴走族、感情のアクセル踏んだら即Uターンするようになりました。深呼吸10回→顔洗い→冷蔵庫チェック(何も食べない)の儀式で強制リセットです。
第四の奥義:「蛇拳+α」の複数戦略
「ジャッキー・チェンの『蛇拳』で、蛇拳の使い手であるジャッキーが、鷹拳に挑むんだけど、蛇だけでは鷹に勝てない。そこで、蛇にもう一つの要素を加えて、最終的に勝利を収めるんだ」
田中さんが教えてくれたのは、時間軸と通貨ペアの両面で分散する考え方でした。
時間軸による戦略分散:
短期戦略には資金の30%を割り当てます。これは「アルバイトで稼ぐ」感覚で、東京時間の午前9時から11時、ロンドン時間の午後5時から7時に集中してスキャルピングを行います。狙うのは5pipsから20pips程度の小さな利益です。
中期戦略には40%を配分します。これは「副業で稼ぐ」感覚のデイトレードで、20pipsから100pips程度を狙います。最もバランスが良く取り組みやすい手法です。
残りの30%は長期戦略に充てます。これは「投資で稼ぐ」感覚のスイングトレードで、数日から数週間かけて100pipsから500pips程度の大きな利益を狙います。
通貨ペアの配分:
USD/JPYには資金の50%を配分します。これは「主食のご飯」のような存在で、安定していて情報も豊富です。
AUD/USDやNZD/USDなどの資源国通貨には30%を配分します。これは「おかず」のような存在で、変化に富んでいて利益のチャンスが多いのが特徴です。
EUR/USDやGBP/USDなどの欧州通貨には20%を配分します。これは「デザート」のような存在で、特別な機会に狙うものです。
まるで弁当の三色ナムルみたいに配分する感覚です。同時に持つペア数は最大3つまで。それ以上持つと、管理しきれなくなります。
第五の奥義:「笑拳」の感情コントロール
「ジャッキー・チェンの『笑拳』では、喜怒哀楽を使って敵と戦うよね。感情を抑え込むんじゃなくて、上手にコントロールして武器にするんだ」
田中さんが見せてくれた一冊のノートがありました。それは彼の「感情日記」でした。
「毎日のトレード前後で、自分の感情を5段階で記録するんだ。これを続けることで、自分の感情パターンが見えてくる」
そのノートには、不安レベル、興奮レベル、疲労レベル、怒りレベル、満足レベルの5項目を、それぞれ1から5の段階で評価していました。
「1ヶ月続けると、面白いパターンが見えてくる。私の場合、『不安レベル2、興奮レベル1、疲労レベル1』のときが最も勝率が高かった。適度な緊張感があって、でも冷静さを保てている状態なんだね」
私も感情日記をつけ始めました。1週間ほど続けると、私の場合「疲労レベル4以上」のときの勝率が異常に低いことがわかりました。仕事で疲れている夜にトレードをすると、判断力が鈍って良くない結果になることが多いのです。完全に心の健康診断でした。
「攻撃と同時に反撃に備える」総合戦略
田中さんは、エントリー前の準備について詳しく教えてくれました。
「エントリー前に必ず3つのシナリオを想定する。あなたが好きな子とデートする時、雨が降ったらどうする?」
「屋内で楽しめる場所を考えておきます」
「そう、それと同じ。FXでも、相場がどう動いても対応できるように準備しておくんだ」
最良のケース:予想通りに大きく動いた場合(確率30%程度)。100pips先を目標にして、50pipsで半分、100pipsで残りを段階的に利確します。
想定のケース:予想方向には動くが小幅な場合(確率50%程度)。30pipsから50pips先を目標にして、24時間の時間切れルールを適用します。
最悪のケース:予想と逆方向に動いた場合(確率20%程度)。マイナス20pipsで即座に損切りし、その後は反省と分析を行います。
「一度に全額投入するのではなく、4回に分けてエントリーする」という4分割投資法も教わりました。まるで料理の味見をしながら調味料を加えていくような手法です。
まず25%で偵察エントリー、想定通りに動いたらさらに25%で確認エントリー、明確なトレンドが確認できたら3回目の25%で本格エントリー、最後の25%は大きなブレイクアウトが発生した場合のみ使用します。
教えることで学んだ継続の秘訣
半年間、田中さんの教えを実践してきた結果、私は安定して利益を出せるようになりました。そんな私を見て、後輩の木村くんがFXに興味を持ったのです。
「なぜ損切りが大切なんですか?」という木村くんの素朴な質問に答えるために、私は自分の理解を整理し直す必要がありました。
「木村くん、あなたは貯金箱にお金を貯めているよね?もし貯金箱に穴が開いていたら、どんなにお金を入れても貯まらないよね。損切りしないということは、貯金箱に穴を開けたままお金を入れ続けるようなものなんだ」
「ポートフォリオって何ですか?」
「好きな食べ物だけじゃなく、バランスよく食事をすることかな。ハンバーガーばかり食べていると栄養が偏るでしょ?FXも一つの手法だけじゃなく、複数の手法をバランスよく使うんだ」
教えることで、自分の知識がより体系化されていくのを感じました。
人生を変えた考え方の転換
田中さんから学んだ半年間を振り返ると、私が変わったのは知識やテクニックだけではありませんでした。最も大きな変化は、考え方でした。
以前の私は「FXで一発逆転したい」と思っていました。しかし今の私は「FXで継続可能なビジネスを作りたい」と考えています。
田中さんがよく言っていた言葉があります。
「FXはギャンブルじゃない。ビジネスなんだ。ビジネスで最も大切なことは何だと思う?」
「継続することですか?」
「その通り。どんなに利益率が高くても、続けられなければ意味がない。逆に、利益率が低くても、長く続けられれば必ず結果は出る」
ジャッキー・チェンの師匠が言う「生き残ってさえいれば、仇討ちのチャンスはある」という言葉の真意は、ここにあったのです。一発逆転を狙って大きく負けるより、小さく負けて生き残る。そうすれば、いつかチャンスが来たときに必ず掴むことができる。
田中さんから学んだ最も大切な教えは「自分でコントロールできることに集中する」ことでした。相場の動きはコントロールできません。でも、損失の大きさ、エントリーとエグジットのタイミング、取引量、感情の状態、学習の継続は、すべて自分でコントロールできます。
あなたへのメッセージ
この記事を読んでくださったあなたにお伝えしたいことがあります。
FXは確かに難しい世界です。9割の人が負けると言われるのも事実です。でも、正しい方法を学び、継続して実践すれば、必ず結果は出ます。
大切なのは、一発逆転を狙うのではなく、継続可能な仕組みを作ることです。「上手に負ける技術」を身につけ、自分でコントロールできることに集中することです。
58歳の私でも変われたのですから、きっとあなたも変わることができるはずです。一人でも多くの方が、安定して利益を出せる投資家になることを心から願っています。
今日も付箋でモニターが学級目標だらけです。「損失は2%」「24時間で判断」「感情は家で留守番」。FXをギャンブルからビジネスへ昇格させた私。田中さんとジャッキー・チェンに感謝しつつ、今日も相場の真ん中をもぐもぐ。完璧を狙うとだいたい遅刻、小さく負けて意外と満腹。
一緒に頑張りましょう!
ふくお
【付録】田中式:5つのルール
1. 損失は口座資金の2%以内にとどめる
2. 24時間以内に含み益にならなければ損切りする
3. 感情的になった瞬間に全ポジションを決済する
4. 複数の戦略を組み合わせることでリスクを分散する
5. 感情をコントロールするために日記をつける
【サイト紹介】ジャッキー・チェンから学んだFXの教訓をお話ししましたが、1500万円失っても家族に愛され続けた『絆を守る秘密』があります。58歳の私が編み出した、どんな困難でも家族との関係を守り抜く具体的な方法を全て公開します▼▼▼

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