MENU

FXは夏と冬、どちらが稼ぎやすいの?

こんにちは、ふくおです。
今日は、季節によってFXの成果が変わることについて、私自身のトレード経験を基にわかりやすくお届けします。登場人物は仮名です。
FX投資には有益な内容になっていると思いますので、是非ご一読いただけますと幸いです。
目次

夏の大失敗から始まった私の気づき

今から12年前の8月、私がFXを始めてまだ3ヶ月しか経っていない頃の話です。その日は朝から蒸し暑く、エアコンの効いた部屋でパソコンの画面を見つめていました。
ユーロドルのチャートが1.3200付近で横ばいになっているのを見て、「これは上がるチャンスだ」と思い込んでいました。なぜなら、前日までのニュースではヨーロッパ経済に関する良いニュースが続いていたからです。
私は迷わず10万円分のポジションを買いで入れました。当時の私にとって10万円は大金でした。アルバイト代を貯めて作ったFX資金の半分以上でした。
ところが、買いエントリーをした直後から、まるで私の思惑を嘲笑うかのようにレートは下がり始めました。1.3180、1.3150、1.3100…。気がつくと1.3050まで一気に落ちていたのです。
「なんで?ニュースでは良いことばかり言っていたのに…」
私は画面の前で呆然としていました。150pips(ピップスという値動きの単位で、約15万円の損失に相当)もの含み損を抱えてしまったのです。
その夜、FXを教えてくれた会社の先輩に慌てて電話をかけました。
「先輩、大変です。ユーロドルが急に下がって…」
先輩は少し苦笑いしながら言いました。
「ふくお君、今何月だと思う?8月だよ。夏は相場が眠っているんだ。みんな休暇で取引する人が少ないから、ちょっとした売りでも大きく動いちゃうんだよ」
その時初めて、私は「薄商い」という言葉を知りました。薄商いとは、まるで平日の昼間の商店街のような状態です。お客さんが少ないので、一人でも大きな買い物をする人がいると、お店の商品がすぐになくなってしまう。反対に、誰も買い物をしなければ、お店はガラガラになってしまいます。
FXの世界でも同じことが起きていたのです。夏休みでヨーロッパの投資家たちが休暇を取っているため、普段なら小さな値動きで終わるはずの売り注文が、大きな下落を引き起こしてしまったのです。
結局、私はその日の夜に損切りをしました。人生で初めて経験する大きな損失でしたが、この失敗が私にとって最も価値ある授業料となりました。

季節と投資成績の不思議な関係

あの夏の失敗から、私は自分のトレード記録を見返してみることにしました。エクセルに記録していた月別の収益を見て、ある興味深いパターンに気づいたのです。
夏の期間(6月から8月)の私の平均月利は2.1%でした。一方、冬の期間(12月から2月)の平均月利は4.7%だったのです。なぜこんなにも差があるのでしょうか。
私はこの発見を、FXを始めたばかりの友人のAさんに話してみました。Aさんは30代の会社員で、副業としてFXを始めて1年ほどになります。
「えー、そんなに違うんですか?」Aさんは驚いていました。「私も確かに夏はあまり利益が出なかった気がします。でも偶然だと思っていました」
そこで私たちは、もう一人の知り合いであるBさんにも聞いてみることにしました。Bさんは40代の主婦で、家事の合間にスマートフォンでFXをしています。
「私の場合は逆かもしれません」Bさんは意外なことを言いました。「夏の方が時間があってじっくり考えられるので、大きな失敗をしないんです。冬は年末年始で忙しくて、つい感情的になってしまいます」
この会話を通じて、私は気づきました。季節によるFXの成果の違いは、市場の特徴だけでなく、私たち個人の生活リズムや性格とも深く関係しているのです。
あなたも一度、自分のトレード記録を季節別に見返してみてください。きっと何か発見があるはずです。データを見るだけでは分からない、感情的な要素こそが、実は最も大切なのかもしれません。

夏のFX市場の本当の姿

夏のFX市場について、もう少し詳しくお話しします。私が5年間で学んだ夏の特徴を、あなたにも共有したいと思います。
夏、特に7月から8月にかけて、ヨーロッパでは長期休暇の季節です。イタリアやフランスでは、多くの人が1ヶ月以上の休暇を取ります。これは日本人の私たちには想像しにくいことですが、彼らにとっては当たり前の文化なのです。
問題は、FXの世界においてヨーロッパの投資家たちが非常に大きな影響力を持っているということです。彼らが休暇でいなくなると、市場の取引量が大きく減少します。
取引量が減るとどうなるでしょうか。普段なら100人の人がいる教室で話をするのと、10人しかいない教室で話をするのとでは、声の響き方が全く違いますよね。少ない人数の教室では、一人の大きな声がより響きやすくなります。
FX市場でも同じことが起きます。普段なら小さな影響しかない売買注文が、夏の薄商いの中では大きな値動きを引き起こしてしまうのです。
例えば、現在のドル円が150.50円付近で推移している場合を考えてみましょう。普通の時期なら1円程度の値動きで済むようなニュースでも、夏の薄商い時期には2円、3円と大きく動くことがあります。
しかし、夏にもチャンスはあります。私が学んだのは、スイングトレードという手法です。スイングトレードとは、数日から数週間かけてゆっくりと利益を狙う方法です。
夏の静かな相場では、大きなトレンド(方向性)が一度できると、それが比較的長く続く傾向があります。まるで静かな湖に石を投げ込んだ時の波紋のように、ゆっくりと、しかし確実に広がっていくのです。
私はこの特徴を活かしてユーロドルのスイングトレードで月利5%を達成しました。短期的な値動きに振り回されず、大きな流れを読むことに集中したのです。
夏のFXは確かに難しい面もありますが、その特徴を理解すれば、あなたにとって有利な戦場に変わるかもしれません。

冬の相場で私が実感した「集中力」の違い

冬のFX市場は、夏とは正反対の特徴を持っています。私が最も印象に残っているのは、2022年12月のFOMC(アメリカの金融政策を決める会議)の発表日のことです。
その日は朝から雪が降る寒い日でした。私はいつものように温かいコーヒーを片手に、パソコンの前に座っていました。FOMCの発表は日本時間の深夜4時。普段なら眠い時間ですが、なぜか冬の寒さが私の集中力を高めてくれるのです。
発表の瞬間、ドル円は149.80円から151.20円まで一気に上昇しました。140pipsもの値動きを、わずか数分で見せたのです。夏の薄商いとは全く違う、激しい動きでした。
冬の相場には独特の特徴があります。まず、年末に向けてポジション調整が行われます。ポジション調整とは、投資家が一年間持っていた通貨のポジションを整理することです。まるで大掃除のように、不要になったポジションを手放したり、来年に向けて新しいポジションを作ったりします。
この動きが12月から1月にかけて集中するため、普段よりも大きな値動きが生まれやすくなります。さらに、クリスマスや新年の休暇により、欧米の投資家が限られた期間に集中して取引を行うことも、値動きを激しくする要因となります。
私の友人のBさんは、最初は冬の相場を苦手にしていました。
「年末年始は家族の用事が多くて、なかなか相場に集中できないんです」とBさんは言っていました。
しかし、ある冬からBさんの成績が劇的に改善しました。理由を聞いてみると、意外な答えが返ってきました。
「寒いと自然と家にいる時間が長くなるじゃないですか。それで相場をじっくり見る時間が増えたんです。それに、冬は頭がすっきりして、感情的になりにくい気がします」
確かに、暑い夏と比べて、寒い冬は思考がクリアになるような感覚があります。私自身も、冬の方が冷静な判断ができることが多いのです。
また、冬には重要な経済指標の発表が集中します。年末年始の経済データ、新年度の政策発表、決算発表など、相場を大きく動かすニュースが次々と発表されます。
これらの情報を正しく読み解けば、短期間で大きな利益を狙うことも可能です。私は2023年の1月、日銀の政策変更のニュースを受けてドル円のトレードで週利12%を達成しました。
ただし、冬の激しい値動きは、リスクも大きいことを忘れてはいけません。利益のチャンスが大きい分、損失のリスクも同じように大きいのです。

私が見つけた本当の答え

12年間のFX経験を通じて、私が最終的に辿り着いた答えをお話しします。夏と冬、どちらがFXに向いているかという質問に対する、私なりの結論です。
実は、季節そのものよりも、あなたの生活リズムと性格に合わせることの方がはるかに重要だということに気づいたのです。
夏に向いているのは、こんなあなたです。ゆっくりと時間をかけて物事を考えるのが得意で、短期的な値動きに振り回されることなく、長期的な視点で投資を考えられる方です。夏休みや長期休暇を利用して、じっくりとFXの勉強をしたい方にも適しています。
一方、冬に向いているのは、活動的で集中力があり、短期間で結果を出したい方です。年末年始の忙しい時期でも、限られた時間を有効活用して効率的にトレードができる方に向いています。
しかし、最も大切なことは、季節に関係なく一貫したルールを守ることです。私が今でも続けている「季節別戦略」をご紹介します。

夏(6月~8月)には、スイングトレードを中心とした長期的な戦略を採用します。1回のトレードで50pips程度の利益を狙い、じっくりと相場の大きな流れを読むことに集中します。この時期は勉強の時間も多く取り、新しい手法や理論を学ぶ期間としても活用しています。
冬(12月~2月)には、デイトレードを中心とした短期的な戦略に切り替えます。経済指標の発表やニュースに敏感に反応し、1日の中で20~30pipsの利益を積み重ねていきます。ただし、リスク管理はより厳格に行い、損切りラインを夏よりも狭く設定しています。
春と秋(3月~5月、9月~11月)は、夏と冬の中間的な戦略を取ります。相場の状況を見ながら、スイングトレードとデイトレードを使い分けています。
この季節別戦略を始めてから、私の年間収益は28%を達成することができました。
重要なのは、自分の生活スタイルに合わせて戦略を調整することです。あなたが学生なら夏休みを活用した学習期間として、会社員なら冬のボーナス時期の投資として、主婦なら子どもの学校がある時期の集中投資として、それぞれに最適なアプローチがあるはずです。
あなたにとって最も心地よく、継続できる方法こそが、最良の戦略なのです。

まとめ

夏と冬、どちらがFXに向いているかは、実はあなたのライフスタイル性格によって決まります。夏の静かな相場でじっくり学び、冬の活発な相場で実践する。この両方を経験することで、真のトレーダーとしての基礎が身につくのです。
市場の季節的特徴を理解することは確かに大切ですが、それ以上に大切なのは、自分自身を理解することです。あなたはどんな時に集中でき、どんな環境で最高のパフォーマンスを発揮できるでしょうか。
その答えを見つけることができれば、あなたのFXトレードは必ず成功への道筋を歩み始めるでしょう。

追伸

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
私がこの記事を書いたのは、季節によって相場の顔が変わることを知らず、多くの初心者の方が不要な損失を出しているのを見てきたからです。かつての私もその一人でした。
あなたがもしFXを始めたばかりなら、まずは小さな金額で夏と冬の両方を体験してみてください。きっと、自分にとって心地よい季節やトレードスタイルが見つかるはずです。
相場に正解はありませんが、自分なりの答えは必ず見つかります。そのための第一歩として、この記事が少しでもお役に立てれば嬉しいです。
失敗を恐れず、しかし慎重に。あなたのペースで、あなたらしいトレードを築いていってください。私も同じ道を歩む仲間として、心から応援しています。
寒い日も暑い日も、あなたのトレードが実りあるものになりますように。

ふくお

https://open.spotify.com/episode/7pz2crTPj0mnJlJZ1SKfWl?si=t6_P-zuSRg-U-f20Up90TA

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

コメント

コメントする

目次